子どもにスマホを持たせるのはいつからにしようか?
これは、子をもつ親として大きな悩みとなりうる事柄です。
この悩みを解決するために内閣府の統計データから世間の流れを読み解き、我が子にスマホを渡す適齢期を探りましょう。
データは内閣府 平成29年度青少年のインターネット利用環境実態調査調査結果を参照しています。
子供のスマホ適齢期
まずはスマホの利用率から見てみましょう。
スマホ利用率
スマホ利用率 | 機器問わず インターネット利用率 | |
小学生 (10歳~) | 29.9% | 86.3% |
中学生 | 58.1% | 92.4% |
高校生 | 95.9% | 95.9% |
当然ですが年齢とともに利用率もあがります。
子供にスマホを与える理由として代表的なものを見てみましょう。
子供にスマホを与える理由(※当サイト調べ) | |
小学生 | 防犯対策や家族との連絡用に持たせる |
中学生 | 約半数の学生が連絡用と主に娯楽用として親の判断の元で利用 |
高校生 | 友達との連絡に欠かせないので持たせる親が大半 勉強系アプリの充実 |
どの年代でも防犯と家族・友達との連絡、娯楽というのは変わりませんが、年齢や家庭によりそれぞれの理由の重要性は少しずつ変わっていきます。
スマホ適齢期はこの時期
結論を言うと、子供が自分の意志・判断で行動し、友だちを作り社会を広げていく中学生からが適齢期と言えるでしょう。
しかし、「いつからスマホを持たせるか」という視点では防犯の観点から、小学生から持つべきと言える環境の家庭もあるはずです。また、子供がスマホを欲しがるから与える方もいると思います。
どんな理由であれスマホを与えるかどうかの最終判断は親です。もちろんそれでいいでしょう。
しかし、経験や知識の浅い小・中学生はトラブルや危険を回避するための知識が十分ではない事も多いです。
低年齢時からの利用では、使いすぎや、不適切なサイトの利用を防ぐために「家庭のルール決め」や「フィルタリングアプリの導入」を検討しましょう。
低年齢時はスマホを自由に使わせるための準備期間ととらえると良いかもしれません。
次は安全にスマホを利用するために、下のデータから対応を考えてみましょう。
安全にスマホを利用するために
安全にスマホを利用するためには、スマホの利用方法から危険を予測しそれに対処していく必要があります。
それではインターネットの利用内容から見ていきましょう。
インターネットの利用内容
小学生 | 中学生 | 高校生 | |
ゲーム | 76.8% | 69.7% | 72.9% |
動画視聴 | 59.9% | 77.6% | 83.6% |
音楽視聴 | ? | 69.1% | 81.6% |
コミュニケーション (メール、SNS等) | 46.9% | 84.5% | 91.1% |
情報検索 | 38.4% | 61.8% | 76.7% |
ゲーム、動画のような娯楽が中心となります。
使い方に幅がでてきて情報検索、コミュニケーションでの利用率があがります。勉強やショッピングにも活用するようになります。
コミュニケーションでの利用が特に多くなります。勉強から娯楽まで使うので大別すれば大人の使い方とそれ程かわらないでしょう。
インターネットの危険
最近のゲームはボイスチャットで見知らぬ人と話しながらゲームが出来るようになっています。出会い目的で使っている人も少なからずいるでしょう。
動画視聴では教育上良くない、言葉や考え行動が何の配慮もなく流れてきます。
さらに、ネット上は広告の山です。普通の広告でも購買意欲がそそられ、親の知らぬ間に登録されたクレジットカードから買いモノをしてしまうことも。
SNSでは知らない相手にもダイレクトメッセージを送信できる機能が一部あるので、怪しい誘いがあるかもしれません。
このように、危険を考えれば至るところに潜んでいる可能性があります。
これらに対する親の取り組みはどうなっているのでしょうか?
子どもに対する親の取り組み
インターネット利用にあたっての親の取り組みはどうなっているか確認してみましょう。
取り組み | 小学生 | 中学生 | 高校生 |
普段の会話やコミュニケーションの中で、子供のインターネット利用状況を把握している | 33.3% | 42.9% | 32.5% |
フィルタリングを使っている | 27.2% | 47.4% | 45.8% |
大人の目の届く範囲で使わせている | 74.9% | 41.4% | 16.0% |
利用する時間や場所等のルールを決めている | 41.5% | 39.6% | 18.5% |
管理していない | 3.1% | 7.9% | 19.1% |
小学生は「大人の目の届く範囲で使わせている」の回答が多です。その都度、誤った使い方や危険について教育していきましょう。
中学生は少しづつ自立していく時期で、親の目の届かない時間も多くなります。使い方が目に余るときはフィルタリングアプリなどで対応が必要かもしれません。それに合わせ、知識が足りていない部分は説明も必要でしょう。
高校生になると、大人と利用の仕方がほぼ変わらなくなるので、普段の会話の中で利用状況をしり、自立していけるように促していけるのが理想です。
まとめ 統計データから気づくこと
統計から分かるように高校生ではほとんどの生徒がスマホを所持します。
さらに、防犯の観点から小学生からスマホを持たせる親が少なくありません。社会的にもインターネットの重要性が増し、年々スマホの低年齢化が進んでいるのも事実です。
上でスマホの適齢期は中学生からと書きましたが、防犯や教育を考えれば小学生の間から少しずつ教育していき自立してスマホを使える準備をさせるというのも良いかもしれません。
スマホ適齢期よりむしろ大切なのは家庭でのコミュニケーションで危険や使い方を教えられることでしょう。
インターネットに関する啓発や学習の経験 | |||
小学生 | 中学生 | 高校生 | |
学校で教えてもらった | 74.7% | 92.1% | 92.9% |
親から教えてもらった | 43.1% | 40.4% | 30.4% |
(計)説明を受けたり学んだりした | 84.2% | 95.3% | 95.5% |
インターネットに関する学習経験の統計では家庭で親から学んでいない子供も多いので、スマホ購入前や使いながらでも積極的に子供とコミュニケーションをとり説明していく必要がありそうです。
便利に安全にスマホを利用するために、心がけてみてくださいね。
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